2024年4月27日(土)
「近江ペンの会」例会 参加者 8名
若葉を渡る風もさわやかな季節となり、会場の庭のつつじの花の鮮やかなピンクや白色が心を和ませてくれます。
今月の合評は4作品で、いずれも過去に提出のあった作品の書き直しです。
1 交通事故で助かった時から特殊な能力が身に付いた少女のお話。
特殊能力をどのように使うのか、誰のために使うのか、まだまだ広げられる所がたくさんあるとのアドバイスでした。
2 犬の目線で書かれた楽しい家族のお話
前作よりも良くなっているが、まだまだ犬の気持ちになり切れてない部分があるとのご指摘。
何度も書き直す作者の根気強さに力を貰う。
3 小学5年生の男子三人の交流を描いた作品
タイトルがとても素敵だと先生からお褒めの言葉。タイトルは重要だからよく考える事とご指導いただく。
男の子三人のキャラクターがはっきりと解るようによく書けているが、説明が多すぎて文章のリズムが損なわれている。
テンポの良い文章にすることも大事とのご指導でした。
作者は、前作より全体に短くするつもりで書き直したが、かえって長くなってしまったとの事。
4 小学5年生男子二人がギターに挑戦するお話
文章にリズムがあり、ギターの音色が聞こえてきそうでとても良いと好評でした。
小5らしい気持ちのぶつかり合いがもっとあってもいいのでは、とご指摘もありました。タイトルは一工夫必要との事。
先生から何度でも書き直すことが大事だとご指導いただき、同じ作品を何度も書き直される方々に感服です。書けないと悩む より過去の作品を見直すことから始めたいと反省して、得るところの多い例会でした。
かわむら まさゑ