2016年10月17日月曜日

わらしべ


わらしべ通信 NO.45

 1016日。各所で秋のお祭りやイベントが開かれる日曜日の午後、わらしべ定例会に15名の会員が集いました。
 まず、今日は提出作品がズラリ。なかなか見られない光景に、期待が膨らみます。
というのも、
①通常の翌月合評作品
②本日速読用の一枚作品
12月度の勉強会に向けての作品
と、3ヶ月分の作品が一気に提出されたからです。
  
 







今日、始めに合評したのは、自伝的エッセイともいえる心洗われるエピソードの詰まったお話。22枚の中に、時代の錯綜や登場人物の混乱が生じているという指摘がありました。客観性を持たせて、創作ものがたりにするには、どうすればいいか、いろいろな意見が出ました。

 宿題にしていた1枚童話は、8作品が集まり、速読してから合評のはじまりです。これは、童話サークルわらしべ秘伝直伝の発想の訓練!
「秋の味覚」のお題も出ていたので、柿やクリ、リンゴ、キノコ、さんま、などが登場して、速読ながらも想像が膨らんで楽しい合評となりました。
 1枚で書くには、セリフの使い方や場面の順序、登場人物の名前など、ちょっとした事を最大限気にして、一読してわかりやすいように書くことが必要です。この点に関して、実作を前に勉強できたように思いました。作者のひらめきのもとになった事柄についても、互いに刺激を受けました。
指摘を受けた作者は、しばし頭を抱えそうです。

 この後、今後の活動についての話し合いをして、「合評する作品を、どんどん提出しましょう!」という大切な事を確認してから散会しました。 
                             (担当: 藤谷クミコ)
 













*会員の井上林子さん
新刊 出版おめでとうございます!
✤『11歳のバースデー あたしだけのスマイル・リップ 5月8日 春山ましろ』
(くもん出版)


【聴講生募集のご案内】
童話サークルわらしべでは、今年もプロの作家の方をお招きして勉強会を企画しています。下記のとおりの日程にて行います。作品合評形式の勉強会です。

★日時 1218日(日)13時~16
★場所 朝日新聞阪神支局3階会議室(阪神電車西宮駅下車)
★内容 児童文学作家 野村一秋さんを講師にお招きして作品合評など

つきましては、若干名の外部聴講生の受け入れをいたします。(要参加費)
ご希望の方は下記わらしべあてにメールで連絡をしてください。
(申し込み・問い合わせ先 藤谷クミコ)
warashibe_gogo2012@yahoo.co.jp