2016年2月29日月曜日

ももっこの会


 梅の花が咲き少し温かい風が吹く2月18日()、「ももっこの会」の定例会でした。
 午前9時半から12時前まで。定刻通り開始し、参加者7名、作品7作。全員提出です。
新入会員の方も作品持参です。
 今年のテーマは公募目標を具体的に決めて短編作品の合評をメインに学んできましたが、今回持ち寄った作品は6作全部が目標の絵本の公募に送られた物語でした。残り1作は締め切りまでに仕上がらなかったので、是非来年目指すという作者の心意気が添えられました。作品の合評に揺るぎはありません。今日も丁寧に一作ずつ、タイトル、テーマ、文章表現、読者への意識など合評時間は真剣勝負です。考えてみればライバルでもあるのですが、この場は同じ道を目指す仲間だという意識が高いです。ぎゅっと濃密な合評の後、少し時間を延長して次の年間計画を話し合いました。
 定例会は偶数月の第3木曜日の9時半から11時半。企画イベントは随時話し合いで決めます。総会や勉強会、公募チャレンジ、近隣サークルとの交流なども積極的にしていこうと確認し合いました。研究会員の希望者がふたり増えました。新しい仲間を迎え、ますますワクワク楽しみながら集まりあい、学び合いたいと思います。                                                                                                                                (おごうふみこ)



2016年2月26日金曜日

わらしべ

【わらしべ通信】 No、37

2月21日(日)
 今回は、嬉しい報告から始まりました。
メンバーの石神誠さんが、第9回富山紙芝居コンクール大会にて富山市長賞を受賞されました。また、山下みゆきさんが第16回グリム童話賞で大賞を受賞されました。山下みゆきさんからは、授賞式の様子も聞くことができました。授賞式には児童文芸家協会の先生方がたくさん出席されていたとか。すごいですね。
 お二人とも、おめでとうございます。メンバーの活躍は大変励みになります。

合評作品は、新しく入会されたメンバーの作品でした。わらしべにまた、新しい風をふきこんでくれたと思われる作品でした。
合評する前に作者から、「こんなところが気になる」、「こんな作品にしたい」という合評の観点も話してもらいました。
・登場人物は、人間なのか動物なのか、読者にもわかるように書く。
・話の始めのほうに主人公を出す。
・ファンタジーの入り口と出口を書く。
・世界観を決めて書く。
・登場人物のキャラを立てる。等々
 様々な意見が出ましたが、これから、新しい作品を書く上での指針になるような合評会になったと思いました。

 合評後は、見本として作ってもらった同人誌の最終チェックをしました。ミスを訂正したら、印刷の段階に入ります。同人誌を作るにあたり、中心になってみんなを取りまとめ、校正、見本版印刷などをしてくださった方々には、本当にありがたく思いました。

                            (担当:はやしまき)