2018年2月22日木曜日

わらしべ

【わらしべ通信NO.60】

 2月18日(日)いつもと違う会場でわらしべ定例会がありました。
ちょっと道に迷った人もいましたが、13名が集いました。

 今月は冊子用作品合評をひとやすみする月です。あらかじめ提出された2作品と
速読希望の2作品の計4作品を合評しました。

 同じ作者が連作で書いている動物もの短編は、今回も楽しいお話しでした。
主人公の動物のキャラクターについて、作者の設定と読者の受け取り方に違いがあり、その原因を考えました。

 近い将来に誌上掲載される怪談もの作品の合評は、難しかったです。
高学年向けではありますが、設定にどこまで許容されるのかという点で答えが出ませんでした。実力のある作者の腕前は、一同をうならせる怖さがありました。

速読の2作品について、わかりにくいところ、合点がいかないところ、など参考になる意見がたくさん出たと思います。それよりも、速読してもらうために直前に作品を書いたという事を、見習いたいと思いました。

老若男女の作風の異なるメンバーがいるわらしべですが、まず書いて書いて提出していきたいものです。

                            (担当:藤谷クミコ)